イベント開催前にプレスリリースをニュースサイトへ急ぎで記事掲載したい場合、通常の掲載相談よりも、公開タイミング、申込導線、画像素材、リンク先、掲載可否、クライアント確認体制を早く整理する必要があります。

PR会社・広告代理店の実務では、展示会、セミナー、発表会、店舗イベント、キャンペーン、記者発表、自治体・団体イベントなどで、「イベント前に掲載URLを用意したい」「クライアント報告やSNS投稿に使える記事URLがほしい」といった相談が発生することがあります。

この記事では、イベント前にプレスリリースを急ぎで記事掲載したいときに、PR会社・広告代理店の担当者が確認すべき注意点を整理します。

この記事の結論

  • ✓ イベント前の急ぎ掲載では、開催日時・申込締切・公開希望日を最初に確認する
  • ✓ 原稿・画像・リンク先・申込ページが揃っていないと、掲載確認が止まりやすい
  • ✓ 掲載可否は媒体確認後の判断となるため、必ず修正時間を見込む
  • ✓ PR表記・リンク属性・掲載URLの扱いをクライアントへ事前に説明する
  • ✓ イベント直前の場合は、通常掲載ではなく特急掲載相談が必要になる場合がある

イベント前の急ぎ掲載で最初に確認すること

イベント前に急ぎで記事掲載したい場合、まず確認すべきなのは、イベント開催日だけではありません。掲載URLがいつ必要なのか、申込締切はいつなのか、SNSやメルマガでいつ共有する予定なのかまで確認する必要があります。

最初に確認したい項目は以下です。

  • ✓ イベント開催日時
  • ✓ 申込締切日
  • ✓ 掲載URLが必要な期限
  • ✓ 公開希望日時
  • ✓ 告知に使うSNS・メール・営業資料の配信予定
  • ✓ 原稿・画像・リンク先が揃っているか
  • ✓ クライアント確認者がすぐ対応できるか

「イベント前に掲載したい」と言われても、実際には、イベント前日まででよい場合、申込締切前までに必要な場合、営業資料に入れるため今日中にURLが必要な場合などがあります。必要な期限を具体的に確認してから進行しましょう。

イベント情報に不足がないか確認する

イベント告知のプレスリリースでは、本文内に必要な基本情報が揃っているかが重要です。イベント情報に不足があると、読者が参加判断をしにくくなるだけでなく、媒体確認時にも追加確認が発生しやすくなります。

確認したいイベント情報は以下です。

  • ✓ イベント名
  • ✓ 開催日時
  • ✓ 会場名・住所・アクセス
  • ✓ オンライン開催の場合の参加方法
  • ✓ 主催者・共催者・協力団体
  • ✓ 登壇者・出演者・ゲスト情報
  • ✓ 参加費・申込方法
  • ✓ 申込締切
  • ✓ 問い合わせ先

特に、開催日時、申込締切、参加方法、リンク先URLは間違いがあると修正対応が必要になります。急ぎの掲載では、入稿前にクライアント側で最終確認済みの情報を共有することが重要です。

申込ページ・チケットページの状態を確認する

イベント前の掲載で止まりやすいのが、申込ページやチケットページの確認です。原稿にイベント情報が書かれていても、リンク先が未公開、申込フォームが動かない、チケットページの内容が原稿と違う場合、掲載前に確認が必要になります。

リンク先で確認したい項目は以下です。

  • ✓ 申込ページが公開済みか
  • ✓ チケットページが正常に表示されるか
  • ✓ スマートフォンで申込できるか
  • ✓ 申込締切が原稿と一致しているか
  • ✓ 参加費・会場・開催日時が原稿と一致しているか
  • ✓ 問い合わせ先が正しいか
  • ✓ 掲載後すぐにURLが変更される予定がないか

イベント告知では、リンク先の情報が古い、未公開、テストページのままになっているケースがあります。短納期で掲載したい場合は、原稿と同時にリンク先URLも必ず確認しましょう。

画像・キービジュアルの使用許諾を確認する

イベント告知では、キービジュアル、登壇者写真、会場写真、過去開催時の写真、ロゴなどを使うことがあります。これらの画像は、ニュースサイト掲載に利用できる権利が確認できている必要があります。

画像素材では以下を確認します。

  • ✓ イベントキービジュアルを外部媒体に掲載できるか
  • ✓ 登壇者・出演者写真の掲載許諾があるか
  • ✓ 会場写真の使用許諾があるか
  • ✓ 主催者・協賛企業ロゴの使用ルールに問題がないか
  • ✓ 過去開催写真の人物掲載許諾に問題がないか
  • ✓ SNSや他媒体から取得した画像ではないか
  • ✓ 画像内の日付・会場名・価格が本文と一致しているか

イベント直前は、画像の差し替えや使用許諾確認に時間を取られると公開が遅れます。画像は「使えそうなもの」ではなく、外部媒体掲載に使えることを確認済みのものを用意しましょう。

掲載可否はイベント内容と表現を確認して判断される

イベント前の急ぎ掲載であっても、掲載可否は媒体確認後の判断です。イベント告知だからといって、必ずそのまま掲載できるわけではありません。内容、表現、画像素材、リンク先、PR表記などを確認したうえで進行可否が判断されます。

掲載可否確認で見られやすい項目は以下です。

  • ✓ イベント内容が媒体方針に合うか
  • ✓ 読者に誤認を与える表現がないか
  • ✓ 参加費・申込条件が明確か
  • ✓ 効果効能や成果を断定する表現がないか
  • ✓ 登壇者・出演者の肩書きに誤りがないか
  • ✓ 画像素材の権利確認ができているか
  • ✓ リンク先ページに問題がないか

クライアントには、「イベント前なので急ぎで確認する」ことと「必ず希望時間に掲載できる」ことは別であると説明しておく必要があります。

掲載可否の説明に使える記事
掲載可否や修正可能性を事前に伝える説明文例

今日中・明日まで・イベント前日で進め方を分ける

イベント前の急ぎ掲載では、残り時間によって進め方が変わります。今日中に掲載URLが必要な場合、明日まででよい場合、イベント前日まででよい場合では、必要な準備と確認時間が異なります。

  • ✓ 今日中:原稿・画像・リンク先・決済条件が揃っていることが前提
  • ✓ 明日まで:修正や追加確認の時間を少し確保できる
  • ✓ イベント前日まで:通常掲載か特急掲載かを早めに判断する
  • ✓ 申込締切直前:リンク先と申込導線の確認を優先する

イベント開催日だけを見て判断すると、実際には申込締切や告知配信予定に間に合わない場合があります。掲載URLを何に使うのかを確認し、必要な公開タイミングを逆算しましょう。

クライアント確認者の即応体制を作る

イベント前の急ぎ掲載では、媒体側から確認や修正依頼が入った際に、クライアント確認者がすぐ対応できる体制が必要です。登壇者名、開催日時、申込条件、画像差し替えなどは、クライアント側の確認が必要になりやすい項目です。

確認体制では以下を整理します。

  • ✓ クライアント側の確認者は誰か
  • ✓ イベント主催者側の最終承認者は誰か
  • ✓ 登壇者・出演者情報を確認できる担当者は誰か
  • ✓ 代理店側で判断できる範囲はどこまでか
  • ✓ メール・電話・チャットのどれで連絡するか
  • ✓ 修正確認に何分程度で返答できるか

急ぎ案件では、確認待ちの時間が公開遅延につながります。原稿や画像を送るだけでなく、確認者がすぐ対応できる状態を作ってから相談すると進行しやすくなります。

PR表記・リンク属性を事前に説明する

イベント告知であっても、広告主やクライアントの依頼に基づく掲載では、PR表記や広告表記が付く場合があります。また、本文内リンクにはnofollowやsponsored属性が付く場合があります。

公開直前にPR表記やリンク属性の説明をすると、クライアント確認で止まる可能性があります。事前に以下を説明しておくと安心です。

  • ✓ 媒体方針によりPR表記が付く場合がある
  • ✓ 掲載後にPR表記を外す前提では進めない
  • ✓ リンクにはnofollow/sponsored属性が付く場合がある
  • ✓ SEO効果や検索順位上昇を保証するものではない
  • ✓ 掲載URLは報告用実績として共有できる

PR表記やリンク属性は、読者への透明性や媒体方針に関わる項目です。イベント前の急ぎ案件ほど、早い段階で説明しておきましょう。

PR表記・リンク属性の説明に使える記事
PR表記・nofollowをクライアントに説明する文例

週末・休日を挟む場合は条件確認が必要

イベント直前に週末や休日を挟む場合は、通常よりも進行条件の確認が重要になります。媒体側の対応可否、編集部稼働状況、クライアント確認者の対応可否、決済確認の可否によって、公開タイミングが変わる場合があります。

週末・休日を挟む場合に確認したい項目は以下です。

  • ✓ 休日対応が可能か
  • ✓ 休日特急対応費が発生するか
  • ✓ クライアント確認者が休日中に対応できるか
  • ✓ 画像・リンク先・申込ページを休日中に確認できるか
  • ✓ 請求・決済確認が可能か
  • ✓ 休日公開後の修正対応が可能か

週末・休日の掲載相談は、通常営業日とは条件が異なる場合があります。イベント日から逆算し、早めに相談可否を確認しましょう。

イベント前の急ぎ掲載で避けたい説明

イベント前の急ぎ掲載をクライアントへ説明する際は、断定表現を避ける必要があります。特急対応が可能な場合でも、媒体確認や掲載可否判断を経るため、必ず指定時間に公開できるとは限りません。

避けたい表現は以下です。

  • ✓ 必ずイベント前に掲載できます
  • ✓ 必ず今日中に公開できます
  • ✓ 原稿をそのまま掲載できます
  • ✓ 掲載可否確認なしで進められます
  • ✓ PR表記なしで出せます
  • ✓ 申込数や来場数が増えます

代わりに、「素材完備を前提に掲載可否確認後に進行」「編集部確認後に対応可否を判断」「公開後に掲載URLを共有」といった表現を使う方が安全です。

イベント前の急ぎ掲載チェックリスト

イベント前に急ぎで記事掲載したい場合は、以下のチェックリストで準備状況を確認しましょう。

  • ✓ イベント開催日時は確定しているか
  • ✓ 申込締切は明記されているか
  • ✓ 掲載URLが必要な期限は明確か
  • ✓ 原稿本文は完成しているか
  • ✓ 画像・キービジュアルは使用許諾確認済みか
  • ✓ 申込ページ・チケットページは公開済みか
  • ✓ 登壇者・出演者情報に誤りがないか
  • ✓ クライアント確認者が即応できるか
  • ✓ PR表記・リンク属性を説明済みか
  • ✓ 請求・決済条件を確認済みか

クライアントへの説明文例

イベント前に急ぎで掲載したい場合、クライアントには以下のように説明できます。

イベント前の急ぎ掲載に関する説明文例

イベント前にニュースサイト掲載URLが必要な場合は、原稿本文、画像素材、申込ページURL、開催日時、申込締切、希望公開日時を早めにご共有ください。媒体側で原稿内容、画像素材、リンク先、PR表記、掲載可否を確認したうえで進行可否を判断します。内容によっては、表現修正や追加確認が必要になる場合があります。また、短納期対応では通常掲載とは別に追加費用が発生する場合があります。

NEW'S VISION PRエクスプレスでのイベント前掲載相談について

NEW'S VISIONでは、イベント前に急ぎでニュースサイト掲載URLが必要な案件向けに、PRエクスプレスの相談を受け付けています。展示会、セミナー、発表会、店舗イベント、キャンペーン告知など、原稿支給で短納期の掲載を相談したい場合は、案件内容に応じて掲載可否を確認します。

掲載可否は編集部確認後の判断となります。原稿内容、画像素材、リンク先、希望公開日時、決済条件などにより、対応可否や公開タイミングは変わる場合があります。

イベント前・短納期の掲載相談を確認する

短納期でのニュースサイト掲載、掲載URLの取得、PR会社・代理店経由のクライアント案件については、以下の案内ページをご確認ください。

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