ニュースサイト掲載やプレスリリース掲載が完了した後は、掲載URLをクライアントへ報告する前に、URL、本文、画像、リンク先、PR表記、掲載日などを確認する必要があります。
PR会社・広告代理店の実務では、公開後すぐにクライアントへ掲載URLを共有する場面が多くあります。しかし、URLだけを急いで送ると、記事タイトル、企業名、画像、リンク先、日付などの誤りに後から気づき、再確認や修正依頼が発生する場合があります。
この記事では、掲載後にURL・本文・画像を確認するときのチェックリストを、PR会社・広告代理店の担当者向けに整理します。
この記事の結論
- ✓ 掲載URLをクライアントへ送る前に、記事ページを必ず開いて確認する
- ✓ 記事タイトル、企業名、商品名、日付、価格、リンク先を重点的に見る
- ✓ 画像表示、キャプション、権利確認済み素材かどうかも確認する
- ✓ PR表記やリンク属性は、媒体方針に沿っているか把握しておく
- ✓ 修正希望がある場合は、該当箇所と修正文言を整理して依頼する
掲載後確認が必要な理由
掲載後確認は、クライアントへURLを送る前の最終チェックです。記事が公開された時点で安心してしまいがちですが、実務上は、公開後のページ表示、本文、画像、リンク先を確認してから報告する方が安全です。
掲載後確認が必要な理由は以下です。
- ✓ 掲載URLが正しく開けるか確認するため
- ✓ 記事タイトルや企業名に誤りがないか確認するため
- ✓ 画像が正しく表示されているか確認するため
- ✓ 本文内リンクが正しく動作するか確認するため
- ✓ 日付、価格、申込条件などに誤りがないか確認するため
- ✓ クライアント報告前に修正点を把握するため
掲載完了直後に確認しておけば、クライアントから指摘される前に修正依頼や補足説明を行いやすくなります。
まず掲載URLを開いて確認する
最初に確認するのは、掲載URLそのものです。URLが正しく開けるか、PCとスマートフォンで表示できるか、記事ページとして問題なく閲覧できるかを確認します。
URL確認のチェック項目は以下です。
- ✓ 掲載URLが正しく開けるか
- ✓ 404やエラー表示になっていないか
- ✓ PCで正しく表示されるか
- ✓ スマートフォンで正しく表示されるか
- ✓ 記事タイトルがブラウザ上で確認できるか
- ✓ ページ表示が極端に崩れていないか
- ✓ クライアントへ共有してよいURLか
掲載URLをコピーする際は、管理画面のプレビューURLや編集用URLではなく、実際に公開されている記事URLを共有するように注意しましょう。
記事タイトルと掲載日を確認する
記事タイトルと掲載日は、クライアント報告や月次レポートでそのまま使われることが多い項目です。誤字や日付違いがあると、報告資料にも誤りが転記される可能性があります。
確認したい項目は以下です。
- ✓ 記事タイトルに誤字がないか
- ✓ 企業名・商品名・サービス名が正しいか
- ✓ 掲載日が想定通りか
- ✓ 公開日時の指定がある場合、反映されているか
- ✓ タイトルがクライアント確認済みの内容と大きくズレていないか
- ✓ 記事タイトルが報告メールに転記しやすいか
掲載完了メールでは、媒体名、記事タイトル、掲載日、掲載URLをセットで送るのが基本です。タイトルと掲載日は、URL送付前に必ず確認しておきましょう。
掲載完了メールの書き方を確認する
掲載完了メールに入れるべき項目|PR会社・代理店向けの報告テンプレート
本文内の基本情報を確認する
本文では、企業名、商品名、日付、価格、申込方法、問い合わせ先などを重点的に確認します。特に、イベント、キャンペーン、新商品、採用広報などでは、日付や条件の誤りがトラブルにつながりやすくなります。
本文確認の項目は以下です。
- ✓ 企業名・団体名に誤りがないか
- ✓ 商品名・サービス名に誤りがないか
- ✓ イベント開催日やキャンペーン期間が正しいか
- ✓ 価格・料金・割引条件が正しいか
- ✓ 申込方法や問い合わせ先が正しいか
- ✓ 住所、電話番号、メールアドレスに誤りがないか
- ✓ 本文内の表記ゆれが大きくないか
- ✓ クライアント確認済み原稿と大きくズレていないか
公開後確認では、細かな言い回しよりも、まず事実関係の誤りがないかを見ることが重要です。
画像表示を確認する
画像は記事の印象に大きく関わります。掲載後は、メイン画像や本文内画像が正しく表示されているか、画像が切れていないか、誤った画像が入っていないかを確認します。
画像確認の項目は以下です。
- ✓ メイン画像が表示されているか
- ✓ 本文内画像が正しく表示されているか
- ✓ 画像が極端に粗くないか
- ✓ 画像が意図しない位置で切れていないか
- ✓ 画像内の日付・価格・条件が本文と一致しているか
- ✓ 別案件の画像が誤って入っていないか
- ✓ 人物写真やロゴの使用許諾に問題がないか
- ✓ キャプションや注記が必要な場合、反映されているか
画像素材は、クライアント支給であっても外部媒体掲載に使えるか確認が必要です。掲載後も、意図した画像が正しく表示されているかを確認しましょう。
本文内リンクを確認する
本文内リンクは、商品ページ、サービスページ、申込フォーム、イベントページ、問い合わせページなどへ誘導する重要な要素です。リンク先が間違っていると、クライアントからの指摘だけでなく、読者の導線にも影響します。
リンク確認の項目は以下です。
- ✓ 本文内リンクが正しくクリックできるか
- ✓ リンク先URLが正しいか
- ✓ 商品ページ・申込ページ・問い合わせページが公開済みか
- ✓ スマートフォンでもリンク先が開けるか
- ✓ リンク先の内容と本文の説明に矛盾がないか
- ✓ リンク切れやリダイレクトエラーがないか
- ✓ 申込フォームや購入ボタンが正常に動作するか
急ぎ案件では、リンク先の確認が後回しになりがちです。掲載URLを報告する前に、本文内リンクも必ず確認しておきましょう。
PR表記・広告表記を確認する
広告主やクライアントの依頼に基づく掲載では、媒体方針によりPR表記や広告表記が付く場合があります。掲載後は、PR表記の有無や表示位置を確認しておくと、クライアントから質問された際に説明しやすくなります。
確認したい項目は以下です。
- ✓ PR表記や広告表記があるか
- ✓ 表記位置を把握しているか
- ✓ クライアントへ事前説明済みか
- ✓ 掲載完了報告で補足が必要か
- ✓ 表記を外せる前提で説明していないか
PR表記は、読者への透明性や媒体方針に関わる要素です。掲載後にクライアントから確認される場合もあるため、事前説明とあわせて管理しておくと安全です。
PR表記の説明に使える記事
PR表記・nofollowをクライアントに説明する文例
リンク属性を確認する場合
本文内リンクには、媒体方針によりnofollowやsponsored属性が付く場合があります。通常の掲載完了確認では必ず詳細に調べる必要はありませんが、クライアントがリンク属性を気にしている場合は、事前説明とあわせて把握しておくと安心です。
説明時のポイントは以下です。
- ✓ 広告・PR掲載ではnofollow/sponsored属性が付く場合がある
- ✓ リンク属性は媒体方針に従う
- ✓ SEO効果や検索順位上昇を保証するものではない
- ✓ 掲載URLは報告用実績として共有できる
リンク属性について説明する際は、被リンク効果やSEO効果を強調しないことが重要です。掲載URLを報告用実績として扱う、という実務的な説明に留める方が安全です。
掲載完了報告前の確認リスト
クライアントへ掲載完了メールを送る前に、以下のチェックリストを使うと抜け漏れを防ぎやすくなります。
- ✓ 掲載URLが正しく開けるか
- ✓ 記事タイトルに誤りがないか
- ✓ 掲載日が正しいか
- ✓ 企業名・商品名・サービス名が正しいか
- ✓ 日付・価格・申込条件が正しいか
- ✓ 画像が正しく表示されているか
- ✓ 本文内リンクが正しく動作するか
- ✓ PR表記や広告表記の有無を確認したか
- ✓ クライアントに補足すべき事項がないか
- ✓ 掲載完了メールに媒体名・記事タイトル・掲載日・URLを入れたか
この確認を済ませてから掲載URLを送ることで、クライアント側の確認や社内共有がスムーズになります。
修正希望がある場合の整理方法
掲載後に修正希望がある場合は、感覚的に「ここを直したい」と伝えるのではなく、該当箇所と修正文言を整理して依頼することが重要です。
修正依頼時に整理したい項目は以下です。
- ✓ 対象URL
- ✓ 修正希望箇所
- ✓ 現在の表記
- ✓ 修正後の文言
- ✓ 修正理由
- ✓ 希望対応期限
- ✓ クライアント確認済みかどうか
修正依頼の文例
掲載内容を確認したところ、以下の箇所について修正希望があります。媒体側の対応範囲に基づき、確認をお願いいたします。
対象URL:〇〇
修正箇所:本文〇段落目
現在の表記:〇〇
修正後の文言:〇〇
修正理由:〇〇
公開後修正は、媒体ごとに対応範囲が異なります。誤字脱字やリンク修正は対応可能な場合がありますが、大幅な本文変更や画像差し替えは追加確認が必要になる場合があります。
掲載URLを管理表に記録する
掲載後確認が終わったら、掲載URLを管理表に記録しておくと、月次報告や後日の確認に役立ちます。掲載完了メールを送るタイミングで、同じ情報を管理表にも残すと抜け漏れを防ぎやすくなります。
管理表に入れたい項目は以下です。
- ✓ クライアント名
- ✓ 案件名・施策名
- ✓ 掲載媒体名
- ✓ 記事タイトル
- ✓ 掲載日
- ✓ 掲載URL
- ✓ PR表記の有無
- ✓ クライアント確認状況
- ✓ 修正履歴
- ✓ 備考
掲載URLは公開直後だけでなく、月次報告や営業資料にも使われる場合があります。後から探し直さなくて済むように、公開時点で記録しておきましょう。
URL管理の方法を確認する
ニュースサイト掲載URLを月次報告で管理する方法|代理店向けURL管理術
掲載後確認で避けたいこと
掲載後確認では、確認不足だけでなく、成果保証に見える説明にも注意が必要です。掲載URLはクライアント報告に使いやすい情報ですが、PV、問い合わせ数、検索順位などを保証するものではありません。
避けたいことは以下です。
- ✓ URLを開かずにクライアントへ送る
- ✓ タイトルや掲載日を確認せずに報告する
- ✓ 本文内リンクを確認しない
- ✓ 画像表示を確認しない
- ✓ 修正希望箇所を曖昧に伝える
- ✓ 掲載URLをSEO効果の証拠のように説明する
- ✓ 掲載により問い合わせが増えると説明する
掲載後確認は、クライアント報告の品質を左右します。URL、本文、画像、リンク先を確認したうえで、事実ベースで報告することが重要です。
掲載後確認の実務チェックリスト
最後に、掲載後確認で使える実務チェックリストをまとめます。
掲載後確認チェックリスト
- ✓ 掲載URLが正しく開ける
- ✓ PC・スマートフォンで表示確認した
- ✓ 記事タイトルに誤りがない
- ✓ 掲載日が正しい
- ✓ 企業名・商品名・サービス名が正しい
- ✓ 日付・価格・申込条件が正しい
- ✓ 画像が正しく表示されている
- ✓ 本文内リンクが正しく動作する
- ✓ PR表記や広告表記を確認した
- ✓ クライアントに補足すべき事項を整理した
- ✓ 掲載完了メールに必要項目を入れた
- ✓ URL管理表に記録した
NEW'S VISIONでの掲載後確認について
NEW'S VISIONでは、企業・団体のプレスリリースや告知情報、PR会社・広告代理店経由の原稿支給型ニュースサイト掲載について相談を受け付けています。掲載後は記事単体のURLを共有できるため、クライアント報告、自社サイト、SNS、営業資料などで活用しやすい形で整理できます。
掲載可否は編集部確認後の判断となります。原稿内容、画像素材、リンク先、希望公開日、PR表記などにより、修正や追加確認が必要になる場合があります。掲載後の確認や修正希望がある場合は、対象URL、該当箇所、修正内容を整理して確認することが重要です。
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